Time Machine のバックアップ容量を制限する | 忘れたらググればいい

2012年11月7日水曜日

Time Machine のバックアップ容量を制限する

Time Capsuleの保存領域を確保したい

Time Machineは普通の設定では,バックアップのためのサイズを指定できない. でも,iMac, MBAのバックアップだけでなく, 増大し続ける写真の保存先にもしたいので,バックアップ以外の容量を確保したい.

ちょっと検索してみると,同じように思う人はいっぱいいるようで,簡単に見つかる.

[Mac]Time Machineによるバックアップに容量制限を付ける方法! | こんちくわのぶろぐ

ほとんど同じ内容になるが,自分向けの説明として,手順を記録しておく.

手順

バックアップの作成を指示した後「開始」したら止める

メニューバーから開始を指示する.

開始を指示すると,システム環境設定のTime Machineには「バックアップを準備中」と表示される.

これが「バックアップ作成中」になったら止める.

これが「作成中」になる前に止めると失敗するので注意.

「作成中」に入れば "マシン名.sparsebundle" ができているはずだが, 「準備中」の段階では "マシン名.tmp.sparsebundle" ができている. (ファイルが2つあるのは iMac用とMBA用 の2台分バックアップするつもりのため)

空のディスクイメージを作る

アプリケーション/ユーティリティ内のディスクユーティリティで空のディスクイメージを作る.

ファイル名は,上の手順でTime Machineが作った "マシン名.sparsebundle" とする. また,名前はマウントされた時に表示される名前を適当に設定する. 作ったらすぐ移動させるので,作成先はどこでもいい.とりあえずデスクトップに作った.

  • パーティションはハードディスク
  • イメージフォーマットはスパースバンドル・ディスクイメージ
  • サイズは上記2項目を設定した後に設定する.とりあえず元ディスクの2倍くらいにしておいた.

Time Machineの設定情報だけ抜き出して,作成した空のディスクイメージ内にコピー

最初にTime Machineが作った "マシン名.sparsebundle" 内から com.apple.Timemachine.MachineID.plist を (デスクトップなど適当なところに) コピー.

コピーした com.apple.Timemachine.MachineID.plist を空のディスクの方の "マシン名.sparsebundle" の中にコピー.その後,Info.plistをロック.

空のディスクイメージで元々のディスクイメージを上書き

Time Machineが作成したディスクイメージをデスクトップにある空のディスクイメージで上書き. これでバックアップ用のディスクの容量の上限がさきほど設定したサイズに変わる.

バックアップを再開

止めていたバックアップを再開させる.

止める前に作ったディスクと変わっているので確認が入る. 「このディスクを使用」を選択.

システム環境設定の方ではサイズの変更は分からないが,マウントされたディスクの情報を見ればサイズが設定した値になっていることが分かる.